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仙山線の「つばさ」
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■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 485系 特急「つばさ」


■1992-6-14(日) 熊ヶ根-西仙台ハイランド 485系 特急「つばさ」


■1992-6-14(日) 熊ヶ根-西仙台ハイランド 485系 特急「つばさ」


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 485系 特急「つばさ」午後は少し「冒険」をしてみることにしました。熊ヶ根の鉄橋を遠望できそうな伐採地があったため、天気もいいことですし、行ってみることに。

橋を渡る列車の中から見えた場所ですので、その場所に行けば絶対に線路が見えるはずです。これがもし「国道の橋の上から見えたから・・・」などだと、微妙にパラドックスがありますので稀に失敗することがあります。そう言う意味で「一度は列車に乗ってみる」ことは必要ですね。


伐採地の下までは、さほど労せず辿り着くことが出来ました。でも思ったより斜面が急。むろん急な位でないと視界が開けないので仕方ないとはいえ、どうするよコレ。

それでも試行錯誤、何度か往復しつつ、1時間ほどかけ、重い機材(たぶんこの当時が一番重かったはず)を、若さに任せてすべて持ち上げました。

「意外に国道の橋が目立つなー」

って、今さら引けませんよね。


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 485系 特急「つばさ」


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 485系 特急「つばさ」


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 455系

■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 ED78重連 貨物列車(下り)


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 ED78重連 貨物列車(下り)


■1992-6-14(日) 熊ヶ根-西仙台ハイランド ED78重連 貨物列車(下り)


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 455系


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 485系 特急「つばさ」


■1992-6-14(日) 陸前白沢-熊ヶ根 ED78重連 貨物列車(上り)

だんだん天気が怪しくなってきました。この場所は、北と東の方角はよく見えるのですが、南と、天気を予測するのに必要な西がまるっきり見通せません。

あれよあれよと暗くなり、どしゃ降りに。

立ててある三脚はまず大丈夫そう、とはいえ不安定な急斜面ゆえ座ることも機材を片付けることもできず、ただ呆然と傘を差して立ち尽くすのみ。斜面自体が風の衝立になっていたのは助かりましたが、何本かの列車はシャッターを切ることすらできませんでした。

最後のカットの上り貨物は、本当なら鉄橋の傍か、駅の近くで撮ろうと思っていたものが、山を下りるに下りれなかったため、仕方なくこの場所で撮る羽目になったものです。


その後、小降りになったのを見計らって速攻で撤収しました。また降ってきたら敵いませんので、後先考えず斜面を直降です。三脚で山肌を突き、銀箱で摩擦ブレーキをかけ・・・1時間かけて上ったところを、重力に任せて下りは所要わずか2、3分。人間、追いつめられると何をするか分かりませんね。遭難するとまでは思わなかったけれども、日の入まで時間がなく、洒落にならなくなりそうな状況に近いものはありました。

国道の熊ヶ根橋をトボトボ歩いて渡る頃には雨も止み、先ほどまで居た伐採地を横目で見ながら駅を目指します。そして熊ヶ根駅で今晩の宿を手配です。

もともと2日目は山形泊にしようと思っていましたが、明らかに予定が狂ったので仙台泊も検討したはず。でも熊ヶ根は快速が停まらない駅ですから、時刻表を検討した結果、山形の方が早く着けたのでしょう、この日は山形に泊まりました。たぶん当初予定していたよりも遅い時間の山形行の列車に乗り込んだときには、すっかり夜の帳が下りていました。

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デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿