1990年5月20日(日)、廃車目前の81系お座敷客車、通称「ミト座」が碓氷峠に現れました。
81系といってもピンと来ない世代の方もいると思いますが、これは水戸所属の旧客のお座敷客車で、「リゾートエクスプレスゆう」の先代です。ミト座はこのとき、廃車が決定していて、いつ運用から落ちるのか動向が注目されていました(Wikipediaによれば1990年7月、つまり翌々月に引退、廃車とあります)。
ミト座が碓氷越えをすることは、頻繁という表現には当たらないにせよ、しばしばあって、私の感覚では「極端に珍しくはない」ものでした。1989年春に茶塗装になった以降この1年余の間でも、4〜5回はあったようです。しかし、いよいよこれが最後ではないか──
なんでも、鉄道ダイヤ情報によれば、午後に峠を登っていって、すぐまた下りてくるという、撮影には打ってつけの“効率ダイヤ”です。しかも、メインの上り三重連 (峠を下る列車) は順光になるはず。日曜日ということもあり、出かけることにしました。
■1990-5-20(日) 横川-軽井沢 3010M (横川11:01着) EF6311 (189系x11) 特急「あさま10号」
■1990-5-20(日) 横川-軽井沢 332M (横川11:16着) EF6313+115系 普通列車
■1990-5-20(日) 横川-軽井沢 6009M (横川11:23発) 489系x9 特急「あさま9号」
「あさま」は189系がメインでしたが、一部に489系を使用する列車がありました。ただし列車の運転区間としては直流区間のみの走行です
■1990-5-20(日) 横川-軽井沢 EF6316 (489系x9) 特急「あさま9号」 (後追い)
1.2.3
デゴイチよく走る!
掲 草 予 時 写 昔 DB 鹿 宿