■もう1点、姫路市営モノレールのペーパークラフト。軌道も付いています。惜しむらくは鉄レールが印刷で済まされていることか (別パーツにしたら細かくなりすぎますけどね) 作ってみたい方はこちら
姫路市営モノレールは、1966年5月17日(昭和41年)に開業しました。
付近の手柄山で開催された姫路大博覧会に合わせて、姫路(仮)駅〜手柄山駅間1.6kmを結んだものです。
しかし博覧会の開催期間は僅か2ヶ月。が、それ以上に問題なのは、モノレールが開業したのは会期の3分の2が過ぎてからという杜撰さ。
要するに、会期63日間のうち、モノレールが博覧会輸送を担ったのは、最後の20日間だけ。意味ないんじゃ???
名目上は、もっと長大に計画されていた路線の一部を先行開業した形だったようですが、博覧会の終了後は当然のごとく利用者が激減します。
まず唯一の中間駅だった大将軍駅が2年と持たず営業休止・通過扱いになり、路線自体も開業から8年で運転が休止された後、正式に廃止になりました。
姫路大博覧会開幕1966-4-3昭41モノレール開業1966-5-17昭41姫路大博覧会終了1966-6-5昭41大将軍駅休止1968-1-31昭43モノレール休止1974-4-10昭49モノレール廃止1979-1-26昭54
「大将軍」という駅名の由来は、この付近の昔の字名?だったようです。
現在でも近くに大将軍神社や 姫路将軍橋郵便局 があります。
もともと姫路将軍橋郵便局は、大将軍駅(高尾アパート)のすぐ裏に姫路福沢郵便局という名前であったようですが、2016年2月22日に場所を少し移転して 姫路将軍橋郵便局という名前になったようです。
大将軍駅があった一角は、まとめて再開発的な形になるのでしょうか。
姫路14:26発の新快速で新大阪へ。
直前の「スーパーはくと」が遅れていたため、こちらも5分ほど遅れて発車しましたが、新大阪では2分遅れくらいまでに回復していました。
今はちゃんと余裕時分を組み込んであるんですね (この件はタブーか?)。
ということは、私が乗った新快速は普段よりも爆走していたことになります。まぁ“普段”を知らないので比較できませんが、速かったのは確か。東京の電車もあれくらいキビキビと走って欲しいですねぇ。
かつてコロタン文庫やケイブンシャの本には「急行をも追い抜く新快速」などと紹介され、子供心に「そんな凄い列車があるのか」と衝撃的な存在でした。
当時、添えられていた写真は、ヘッドマークも誇らしげな153系。車輌はそれから随分と代替わりしてしまいましたが・・・今日ついに新快速に乗ったぞ。
駅の発車案内を見て驚いたのは、新大阪始発の列車が 16:10「のぞみ」、16:13「のぞみ」、16:16「ひかり」と3連チャンだったこと。
新幹線って、そんな3分間隔で走ってるもんなの!?
乗るといえば東北新幹線ばかりの身としては、東海道の格の違いをまざまざと見せつけられた感じです。
と、すっかり鉄道浦島状態の私なのに、中途半端に変なところが気になるのが悪いクセ。
さきほど新大阪で買った自由席特急券に (4-タ) と印字があるんですね。
この -タ は、JR2社以上に跨る切符を意味しますが、東海道新幹線の新大阪〜東京って全部がJR東海ではなかったっけ?
まぁいいや。深くは気にせず、うつらうつらしていたのですが、品川あたりで、ふと気が付きました。
「JR西の券売機だったんだな」
そもそもJR東海の自社完結なら (3- ) になるはず (タの部分は空欄)。
要は、切符の区間としてはJR東海のみであるけれど、JR西が販売した切符なので -タ になるわけです。発売額の5%だかが手数料として、JR西の懐に入ります (東海さん、ゴメンよ)。
-タ は、JR2社以上に「跨る」というよりも、JR2社以上に「関係する」と言った方が正確かもしれません。
この辺は、詳しく解説しているサイトがあったと思いますので、興味のある方はググッてみてください。
北千住で常磐緩行(千代田線)を待っていて「回送電車が参ります」のアナウンスに、反応せずにはいられないのが悲しい性です。
千代田線を走る回送電車と言えば、有楽町線用の7000系のイメージが強いのですが、自前の車庫が出来てからほとんど無くなったはず。あったとしても昼間だと思うんだが、もしや。
そう、小田急のMSEでした。初めて見ました。
そういえば2016年3月から、小田急車がJR常磐緩行の取手まで入ってきているそうですが・・・そちらは、まだ見てないですね。
2016.8.26 (終)
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デゴイチよく走る!
掲 草 予 時 写 昔 DB 鹿 宿