しかし地方自治体の首長やTVのコメンテーターらが、こぞって「まさか辞めるとは思わなかった」と発言していたのが不思議というか、かえって不自然さを感じました。
「辞めると思っていた」などと言おうものなら、干されたり消されたりされかねないので、芝居をしているのかもしれませんが。
実際には皆「辞めるかもしれない」くらいは考えていたでしょう。本当に「辞めない」と思っていたのなら、首長としてもコメンテーターとしても失格だと思います。
■
Yahooニュースのコメント欄をはじめとしてネット上では、総理擁護の声が気持ち悪いほど多く見られます。
これらは「総理支持」という結論ありきで、その理由をあとづけする論法なので、文を読んでいて論理的に違和感があります。
これは知っている方は知っていることで、政府からお金を貰って世論を誘導しようとしている通称「ネトサポ」の仕業です。
しまいには何の根拠も理由も示さずに「素晴らしい総理だった」などと、まるで総理や某官房長官が根拠も理由も言わず「それには当たらない」「その心配はない」などと記者の質問をはぐらかす様と瓜二つです。
■
こんなことを書くと私も消されるかもしれませんが、総理が辞任して唯一残念だったのは「現職の総理大臣が逮捕される」という“空前絶後の”歴史的瞬間を見られなくなったこと。
それとも新総理が誕生するまでの、残り何日かの間にやってくれるか? (さすがに私も、これは無理だろうと思う)
政治の話題はこのくらいで。