ネット上の画像などからハンコの存在は知っていましたが、私も先日、釜石駅で初めて捺してもらいました。
もっとも「ハンコを捺してもらった」ことが初めてなのであって、切符を貰ったこと自体はここ数年の間に、釜石駅をはじめ遠野、花巻駅などで経験があります。
特に「切符を欲しい」と申し出たわけでもないのに「お持ち帰りください」と言われて、時代も変わったものだと思いました。
私が子供の頃は、鉄道趣味というものが社会にまったく理解されておらず、切符を欲しがる人間や、電車の写真を撮る奴は即 変態扱い 異端児扱いされる有様でした。
まぁ国鉄時代は、使用済みの切符を欲しいとお願いしても、ほぼ100%の確率でダメと言われ無慈悲に回収されましたが。
傑作なのは、
私: 無効印を捺してもらえますか
改札係: 無効印ならあっち(駅務室)にあるから、そこで捺してもらって
私: (内心 やったー!) ありがとうございます
改札係: あ、無効印はあるけど切符はあげられないよ
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現代では鉄道趣味がある程度は社会に認知されているほか、観光客が切符を貰ったり、電車の写真を撮ることはごく普通のことになっています。
こんな世の中だったら少しは鉄道趣味もやり易いのに、、、と子供の頃、どれほど思ったことか。
なお、乗車記念印の取扱いはJR各社で多少異なり、マルス券しか貰えない会社もあるようです (何となく理由は解る)。