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■1泊2日で箱根へ
2008/07/19
日頃、ホテルや旅館のwebサイトを見る機会が非常に多いです。あくまで「見るだけ」で泊まるわけじゃありません。ほとんどは機械的にチェックして次から次へと流すだけですが、ふと目が止まることもあります。目が止まる基準というのは、意識しているわけではないので自分でもよく分かりませんが、要は「こんなところに泊まってみたなぁ」と潜在的に感じたところで止まるんでしょう。

しかし、ひょんなことから、7月17(木)〜18(金)日に「どこか」へ行くことになりました。ちょうど色々な仕事がまとめて一段落(させようと思えば)できそうだったのと、夏休み前の平日なら、それほど混まないだろうということで。宿は検討の結果、熱海付近の3軒ほどに絞り込み完了。でもこれだけでは実はまだ、あまり「行く気がしない」のですね。宿に行って、泊まって、ただ帰ってくるだけでは、家で寝ていた方がいいなんて思ってしまいます。

せっかくなので、一度も行ったことがない箱根界隈を巡るとすると、

小田原(おだわら) <箱根登山鉄道> 強羅(ごうら) <ケーブルカー> 早雲山(そううんざん) <ロープウェイ> 桃源台(とうげんだい)

といったコースがすぐに思い浮かびます。一方、熱海(あたみ)-元箱根(もとはこね)というバス路線もあることがわかりました。しかし、桃源台-元箱根はバスが走ってるんだかよく判らないし、歩くにはちょっと距離があるし、どうしたものがと地図を眺めていると、湖の上に点線が書いてあるではないですか。そう、芦ノ湖遊覧船が湖上経由で桃源台-元箱根を連絡していました。

「よし繋がった」。でも、もう一押し欲しい・・・

小田原-熱海は箱根経由で1本の線が繋がりました。では、小田原までは・・・もう小田急が定石でしょう。なんでも最近、北千住から箱根行?のロマンスカーが出ているそうなのでこれは便利と思いましたが、あいにく平日、時間帯が合いません。しかし一度「ロマンスカー」というキーワードが出てしまった以上、新宿発のロマンスカーで足掻いてみることになります。ロマンスカー@クラブとやらに登録すると、インターネットで特急券の予約ができるそうなので、ものは試し。

7月17日の、何となくお昼頃を調べてみたら、なんだ、展望席それも最前列が空いてるじゃん。毎日、湯水のごとく走っているのだから、特に平日などこんなものだろうと思っていましたが、しかし前後の列車を見てみるとどれもこれも満。えっ、意外とレアなのか? 勢いで、さっきの展望席最前列を予約してしまいました(この時点でお出掛け決定となり)。新宿11:50発「さがみ67号」LSE。あとで調べてみると、通常はEXE(展望席が存在しない)が運用されている列車のようで、何かの都合でLSEが充当されたようです。穴。

宿は網代(あじろ)の[画像]平鶴に決定。アワビの踊り焼きだそうな。9,990円ナリ

[画像][画像]
[画像]写真:じゃらんnet提供

行程をもう一度整理すると、17日に箱根に寄ると宿のチェックインが遅くなるし、乗るロマンスカーは箱根湯本行ではなく小田原止まりということもあり、17日は小田原から網代へ直行。アワビを食って、翌18日は朝10時に宿を追っ払われるので、帰りがてらに箱根を経由する段取りになりました。強いていうと観光定番コースの「逆ルート」を辿ることになり、混雑が嫌いな私にはうってつけ。ただ箱根登山鉄道が坂を下る方向になるのが少々残念。これじゃ「箱根下山鉄道」ですな。

ここで小修正。切符は「箱根フリーパス」が良さげなのですが、熱海-元箱根のバス路線(伊豆箱根バス)は除外されています。ここだけ別払いでも1,000円少々なので仕方なしかと思いきや、湯河原(ゆがわら)-元箱根というバス(箱根登山バス)もあって、それなら箱根フリーパスで乗れることが判明。

17日:新宿 <さがみ67号> 小田原 <JR> 熱海 <JR> 網代

18日:網代 <JR> 熱海 <JR> 湯河原箱根登山バス元箱根芦ノ湖遊覧船桃源台箱根ロープウェイ早雲山箱根登山ケーブルカー強羅箱根登山鉄道小田原 <小田急> 新宿


2008/07/20 小田急LSE展望席
■2008/07/19 1泊2日で箱根へ

デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿