このページは携帯用に最適化されています。
パソコン用のページはこちら
ミト座 in 庭坂
 / 終
1.2.3

■1990-6-20(水) 庭坂-赤岩 (428列車) ED784+50系 上り普通列車


■1990-6-20(水) 庭坂-赤岩 (33M) 485系「つばさ」 下り列車。後追いではなく、右側通行の列車を“前撮り”です

無事に“ミト座”を捉えることができ、満足して丘を下ります。

次なるターゲットのレインボーは、ミト座とは逆方向の下り列車 (峠を登る方向) のため、庭坂の大カーブを内側から狙うことにします。

が、その前に、場所を移動する途中の踏切で、オマケの2発。この両列車は庭坂で交換のため (しかも「つばさ」の方が普通列車を待っている)、上り50系が行ってすぐ、下り「つばさ」がやって来る形です。通常の複線区間なら、どちらの列車が先に来てもおかしくない位の時間差ですが、そこは“単線区間”。列車の順序が確定している上に、カブることもあり得ないわけですから効率が良く、なぜか得した気分でした。

とはいえ、大都市の複々線や駅構内ならいざ知らず、何の変哲もなさそうな複線(に見える)区間で右側通行の列車がやってくると、頭では解っているつもりでも、なにか調子が狂います。複線状の線路端で、対向の線路越しに編成写真を撮る場合は「右頭」となるのが自然であり、「左頭」は(日本では)なかなかありません。


■1990-6-20(水) 庭坂-赤岩 (36M) 485系「つばさ」 上り列車(後追い)


■1990-6-20(水) 庭坂-赤岩 (9403列車) ED78+スーパーエクスプレス・レインボー


■1990-6-20(水) 庭坂-赤岩 (435列車) EF71+50系 下り普通列車

めでたくレインボーも撮影し、ミッションは終了。帰りの乗車列車まで時間があったのか、普通列車をもう1本撮影してから撤収しました。

ところで庭坂駅近くの踏切。午前中に渡ったときは上下線とも狭軌で、「踏切工事のため 本日○時から○時まで通行止め」の看板があり、作業員の方たちが何やら準備をしていました。そして夕方17時過ぎに再び通ると工事は終わっており、下り線は標準軌に変貌していました。


庭坂から乗った列車は、往きと同じく庭坂〜福島の区間列車で、今度は583系改造の715系です。シートは583系時代のままで、さすがにゆったりしています。

この日の仕事(夜勤)は休みにしており、福島から先も普通列車を乗り継いで のんびり帰京しました。要はまだ学生気分で「新幹線代を浮かすために時間を費やす」ということをしてしまったわけですが、いやいや、新幹線を使ってでも早く帰って仕事をした方が、収支の面では得策であることに(遅ればせながら)気付き始めます。

もっとも、そうなると身体への負担は大きくなるわけですが、そこは若さに任せて「夜勤明け撮影直行、帰ったらまた夜勤」というパターンが、以後しばしば出てくることになります。

ともかく「板谷峠デビュー」を果たした私は、その後も何度か、板谷峠に足を運ぶこととなりました。2013.4.25 (終)

 / 終
1.2.3
デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿