■生身の身体
入場ゲートを通って館内に足を踏み入れると、まずは床下のナンバープレートがお出迎えします。
お子様たちが入れ替わり立ち替わり、ナンバープレートの上を歩いたり飛び跳ねたりして楽しそうなのは良いとして、多少のことでは動じない私がこのとき、密かに胸騒ぎを覚えたことを白状します。
踏み絵みたいだから?
神聖なナンバープレートを踏みつけるなんて絶対に許さない?
ガラスが割れたらどうしよう?
はじめは自分でも理由が分からなかったのですが、、、ああ、あれだ。踏み絵なんかではなく。
「冥王星みたいだから」
さっき、メーテルを見てきたばかりですからね。
アニメ「銀河鉄道999」において、冥王星は一つの重要なファクターを持っており、そこに描かれていた光景がまさにこれ。
銀河鉄道999のストーリーを存じない方は、メーテル 冥王星 などでググッてみてください。
床下のナンバープレート [てっぱく] 大宮・鉄道博物館 2017.8.9(水) 12:35 埼玉県さいたま市
■先輩と後輩、実は
まずは、C57135とEF551です。
このあたりが現在の展示車両のメインなのかな。
日本の蒸気機関車史を語る上で決して欠くことのできないC57135。神田の交通博物館時代に目にはしているはずなのですが、意識して見たのは今日が初めてということで。
そして現役蒸機を知らない世代の私は、むしろEF551に目が行きます。
ちなみに、C57135の稼動期間が1940〜1976年なのに対し、EF551は1936〜1964年 (wikiペディア参照)。生まれも老いも、EF551の方が先輩です。
ということは、C57135牽引の最終225列車は見たけれど、走っているEF55は見たことがない、という方も少なくないはず。EF551の方が12年も早く引退しているわけです。
廃車となり、歴史上のものとなったはずの機関車が復活するなんて・・・。それこそ徳川家康や織田信長が現代の世にポンと出てきたような感覚でした。
のちのちD51498が復活すると、EF551は影が薄れてしまった感が残念でしたが、“茶釜”シリーズの一員として君臨し続けたことは、皆が知るところです。
そうそう、茶釜といえば元祖 (定義によりますが、リバイバル茶釜という意味で) のEF5889も、EF551の隣に展示されています。
EF551 [てっぱく] 大宮・鉄道博物館 2017.8.9(水) 12:54 埼玉県さいたま市
■2017-8-9(水) 181系 クハ181-45 鉄道博物館
■新前橋とかで
かろうじて現役時代を知っている181系「とき」。乗ったことはありません。
母方の実家が上越線の沼田(群馬県)で、当時は特急など停まりませんでしたから、もっぱら「ゆけむり」「佐渡」「よねやま」といった急行に乗りましたが、時々それを追い抜いていく「とき」を指を咥えて(?)見ていたものでした。
181系や183系は屋根上のヘッドライトがないはずなのに、と思って調べたら、この-45と-44は、経緯があって新製時から屋根上ヘッドライトを装備していたそうです。
1.2.3.4
デゴイチよく走る!
掲 草 予 時 写 昔 DB 鹿 宿