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機関車データベース
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1871:Sharp Stewart NO.2102 新製 飽和式1Bタンク機 重量21.7t 軸重8.7t 国内最初の新橋-横浜間の鉄道開業に合わせて英国から輸入された10両の中の1形式 他形式よりも現場の評価が高かった
1872-06-12(水)品川-横浜(現 桜木町)間仮開業(旧暦 5/7) この数か月前までには実機到着し、再組立て、慣らし運転などを実施 NO.3 配属 工部省鉄道寮 配置 横浜出張所 横浜発08:00及び16:00、品川発09:00及び17:00 所要時間各35分というから現在の京浜東北線並みの時間で走破     
1872-10-14(月)(旧暦 明治5年9月12日)東京(新橋)-横浜間鉄道正式開業式典実施 当日はお召し列車や来賓用の特別列車が運転され本機もその任についた可能性がある 翌日より平常営業
1874-11:この頃 改番 NO.19 (京浜間の機関車を奇数番、阪神間の機関車を偶数番とするきわめて西洋的な改番)
1875-01-26(火)11:45頃 新橋駅にて雇機関手J.E.トロッターは泥酔状態で運転したためレール積みの貨車に衝突して本機のボイラーが破損する事故発生
1883-05-26(土)新橋18:00発の下り列車の牽引機として同駅から15kmほど進行した地点(多摩川鉄橋手前あたり)で突然蒸気管が破裂し機関士らキャブの乗組員3名が線路上に投げ出され、車掌が緩急弁を操作するも列車はそのまま川崎駅南まで暴走、横浜庫から救援機を仰ぎ横浜に70分延着する事故発生
1883-07:借入 日本鉄道 上野-熊谷開業時の建設工事等に使用(日本鉄道が発注した2Bテンダー機が荒川橋梁が耐重性のない仮橋であったため使えず苦肉の策として代替機として使用)
1885-05:この頃 返却 新橋庫 正確な時期不明 その後新橋工場 煙管の交換後に海路で鉄道局直江津出張所?に移動 中山道鉄道(後の信越本線)の建設工事に使用 時期不明
1894-06-01(金)鉄道局により形式付与  B形 NO.19  配属 不明 配置 不明(直江津庫?)(直江津庫は1886/8/15付けの官設鉄道関山-直江津間開業に併せて開設した可能性が強い、この区間は離れ小島のように孤立しており機関庫なしで開業はありえない ただし、開業当初の直江津駅は海経由の建設資材陸揚げの関係で関川左岸際に開設され現在地とは異なる wikiには機関庫開設は1894/8付けとあるが、直江津駅が現在地に移転したのは'98/8/1付け) 
1898-11-14(月)鉄道作業局により改形式 A6形 NO.19  配属 新橋運輸事務所 配置 不明
1909-10-01(金)鉄道院車両形式称号規程により改形・改番 → 160形 NO.163  配属 中部局 配置 不明
1911-04-25(火)廃車(庫名不明(局名不明)) 島原鉄道に譲渡 NO.5 形式最終廃車機の1輌
1927-02:東肥鉄道に譲渡('27/7?) NO.3 鹿児島本線矢部川から南関に伸びる同線にて使用
1929-01:九州肥筑鉄道に改称 NO.3
1938-12-16(金)廃車(九州肥筑鉄道) 累積赤字と借入金返済に目途たたず廃線による(ただし、同線は'29/5に競売手続き開始となっており実稼働は廃線以前に終了していた可能性あり)

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DB 鹿 宿