大半の方は「どこ走ってるの?」「何じゃそりゃ」と思うでしょうが、私は一時期よく乗っていた路線のため、感慨深いものがあります。
都立01は、都立大学駅北口〜桜新町駅経由〜成城学園前駅 (※) を結ぶ、そこそこ長距離の路線でした。
※入出庫絡みで、本来の区間を飛び出す 都立大学駅北口〜弦巻営業所 の便もあります。弦巻営業所〜成城学園前駅 もあるのかな?
私が知る範囲の歴史で語ると、元々は 黒05系統として、さらに長距離の 目黒駅〜成城学園前駅 を走っていました。
それが1994年頃に 目黒駅〜都立大学駅北口 間が廃止され、系統番号が 都立01 となったものです。
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この路線の見所は [下り便の] 日本体育大学前⇒桜新町一丁目 間で、「え!? こんな道をバスが行くの!!??」と驚愕する細い路地を入っていきます。
そしてS字クランクを抜けると桜並木が現れ、春先は延々と桜のトンネルをくぐり行く様、それはそれは壮観でした。
ちなみに「下り便の」と限定する理由は、この区間は一方通行路のため上下便で走行ルートが異なるからです。
(上り便はだいたい夜に乗っていたので、そちらの桜事情はよく知らん・・・)
■東急バス都立01系統:深沢・桜新町の桜ver.1(日体大→桜新町駅)
■東急バス都立01系統・黒06系統 深沢の桜のトンネル
桜のトンネルを体験するなら今がまさにチャンス・・・かも知れませんが、一応 黒07系統 (目黒駅〜弦巻営業所) も走っている区間でもあります。
ただ 黒07 は本数が少ないんですよね。4月からは 都立01 が無くなる分、若干増えるようですが、それでも京成金町線より少ないかも。
それにしても記事にある、同系統の単独区間である岡本3丁目〜桜新町駅間は、玉31系統の別ルート便として土曜の1便ずつ新設される「成城学園前駅〜用賀駅」「用賀駅〜弦巻営業所」に分割される形で、バス停は存続します。
──って、モロ免許維持路線の誕生ですな。
2021年3月で廃止のバス路線まとめ【東日本】 世田谷のくねくね路線 北海道の最果て路線も
●東急バス都立01系統、渋55系統 ・廃止区間:成城学園前駅〜都立大学駅北口(都立01)、東北沢駅〜幡ヶ谷折返所(渋55)
東京都世田谷区では、東急バス都立01系統が姿を消します。
成城学園前駅から東急田園都市線の桜新町駅へ向かう途中、砧公園通りを環八通りまで抜ける区間は、公園まわりの緑の多さと道路の狭隘さもあって、ある意味世田谷区らしい雰囲気の路線でもありました。
同系統の単独区間である岡本3丁目〜桜新町駅間は、玉31系統の別ルート便として土曜の1便ずつ新設される「成城学園前駅〜用賀駅」「用賀駅〜弦巻営業所」に分割される形で、バス停は存続します。
最終更新:3/22(月) 11:03