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■終電
2021/01/23
終電 - ある意味、哀愁すら感じられる言葉。

1月20日から、首都圏の一部路線で終電の繰上げが行われました。3月のダイヤ改正で実施される予定の「お試し版」みたいな形になりましたね。

私は最近、電車 (というか乗り物すべて) 自体に乗らないので、まったく影響はないのですが、過去にはしばしば終電というものに乗ったことがあります。

地方のローカル線では特に意識しなくても、実はそれが終電 (終列車) だった、なんてことはよくありますし、東北新幹線の上り最終「やまびこ」はSL写真館でも触れているように、なかば常用列車といえます。

一方、首都圏の「コアな意味での」終電はというと、東急沿線に住んでいた時期に、東横線の終電はちょこちょこ乗っていました。当時の東急はもともと終電が早かったため、否応なしにお世話になってしまうわけです。

渋谷発最終の元住吉行は、いつも結構な混み具合。駅のアナウンスはしきりに最終最終を連呼、車内アナウンスでは「元住吉から先の電車は無い」「寝過ごしても戻れないよ」など、なかなかの緊張感でした。(乗り慣れている人は何とも思わないでしょうけど)

ちなみに今は知りませんが、当時は田園都市線の上り最終が二子玉川園 (現:二子玉川) 止まりで、渋谷まで行きません。しかし途方に暮れるなかれ、そこから大井町線最終に乗り換えて自由が丘へ出ると、東横線最終の渋谷行に間に合うという、ちょっとしたギミックがありました。

あと覚えているのは、京浜東北の南行最終に乗って鶴見へ行き、花月園前撮影地 (今はご法度かな) まで歩いて現地マルヨしたとか。そのときの顛末はこちらで

終電で忘れてならないのは、地元・常磐緩行の「松戸終」と呼ばれる電車です。北千住1:04発⇒松戸1:17着という、始発駅を1時台に発車するレアもので、北千住-綾瀬間は東京メトロの線路を走ります。午前1時台に走っている地下鉄は、おそらくここだけではないかと。

で、私はというと一度だけ、松戸終に乗ったことがあります。

通常、旅行プランを立てるときに、松戸終に乗って帰着するようなプランは立てません。どこかで列車の遅れなど不測の事態が起きたときに、どうにもならなくなってしまうからです。そもそも先述の最終の新幹線から素直に乗り継いでくると、松戸終より早い時間に帰着できます。

それでも一度だけ乗った松戸終は、やはりトラブルの末のデッドラインとして機能したものでした。

1992年2月2日(日曜日)、磐越西線D51498の撮影帰り。未明に東京で地震があり、雪も降っていたらしい。私は会津若松のホテルでテレビを見て「ふ〜ん」くらいに思っていました。

磐越西線は郡山での接続遅れなどで、多少はダイヤに乱れが出ていた気もしますが、肝心のD51498はほぼ定時運行だったこともあり、あまり気にしていませんでした。強いて言えば、微妙に人出が少ない? (道路状況も当然悪く、当日朝に東京から自動車で来た人は、午後になってやっと現地入りできたとか)

帰路は郡山から新幹線にするか迷ったものの、当時は夜勤をしていて慌てて帰る必要も無かったため、定時にやって来た黒磯行の普電に乗ったのが運の尽きでした。

黒磯まで来たところで、その先の運転の目途が立っていないとのこと。あと一駅、那須塩原まで行けば新幹線があるのに・・・、じゃあ新白河まで戻るか? いや今度は下りもいつの発車になるか分からないという。

結局1時間ほどして上りの普電が出るというので乗ったところが、やはり各所で足止めされ遅延が増し、なんだかんだ東北本線の上り最終列車 (大宮止まり) のスジにまで落ちていって、もう後がない状態。とりあえずこのまま行ってくれれば、大宮から京浜東北に乗り継いで松戸終に間に合うはずですが、またどこで抑止されるか分かりません。

さらに遅れつつも、なんとか大宮に到着、このまま上野まで走らせるというので乗っていき、常磐快速 (最終の1本前) に乗り換えて北千住に着いたときには、めでたく松戸終が発車待ちしていました。おお、これが松戸終というヤツか・・・(松戸終は、常磐快速最終からも接続するので、2本受けになります)

こんな思い出のある松戸終、今回の前倒し実施では変化がないものの、3月改正ではどうなるんでしょうね。一応、常磐線も終電繰上げ対象になっていましたから、無くなる公算が高そうです。


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デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿