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■京成金町線に6両編成
2020/10/22

2020年10月31日(土)に京成電鉄「3600形リバイバルカラー金町線入線ツアー」があるという記事を見つけ、ふむふむと目を通していたら、

3600形リバイバルカラー6両編成が、 ──

京成トラベルサービス


なぁに、記事の初っ端から間違えてやがる、京成金町線は4連しか入れないぞと思ったら、本当に6連が来るらしい。そして6両対応の途中駅・柴又で折り返し。

末端の京成金町駅はギリギリ4両分のホーム長しかないため、通常・・・いや通常でない時も含めて4両より長い編成が入線することはありません。

柴又行なんて列車も、私の人生の限りでは見たことも聞いたこともなく、方向幕も無ければ、昔懐かしの京成名物・手めくり式「パタパタ行先板」にも柴又は存在しませんでした。

ちなみに、まかり間違って6連が金町まで来てしまった場合どうなるか。1面1線の棒線駅で分岐器もないので「ドアカットすればいいだけじゃね?」と思いがちですが、列車最後尾が出発信号機(上り)の位置を越えられないと思うので、折り返し列車に出発現示が出せない=永遠に発車できなくなって大事になるのは間違いなし。

柴又駅のホームはなぜか昔から6両対応で、下り本線から上り方面への出発信号機も存在します (しました)。

(私が知らないだけで、柴又帝釈天などへの団体列車とかコッソリ6両で走ってたりするのかな)

現在は京成高砂駅が金町線のみ高架になった関係で、入出庫の回送列車が柴又で“折り返す”光景が毎日見られるようですが、客扱い列車では前代未聞。

地元鉄以外はピンと来ないでしょうけど、地味に珍事です。


京成金町線で唯一の中間駅であり、同線唯一の6両対応ホームを持つ柴又駅

ところで金町線を6両化する話はないのでしょうかね。

京成金町駅は踏切を一つ潰せばホームを延ばせそうな気もしますが、地元がうるさいのか、それとも金町線ごとき4両で充分と思われているのか。

今でこそ日中は15分間隔の運転になりましたが以前は20分でしたし、朝ラッシュ時は今も昔も最短9分間隔のまま変化なしという、およそ東京23区とは思えないローカルぶり。そもそも1面1線というのがあり得ません。

博物館動物園駅がなくなった (休止) 今、4両編成の存在意義は金町線だけらしいので、電車の組成や運用の制約になっているような気もします。

京成で4両分の長さしかないホームって、いつの間にか金町線でしか見られないレア品になってしまった?

京成高砂駅の金町線ホームも4両分ですが、こちらは高架化の際に「6両にしようと思えばできるけど、とりあえず4両分だけ造っておけばいいや」という感じなので、どうにでもできそう。


京成金町駅横の踏切。これを潰せは、なんとか6両対応にできそうではあるが


2020/11/01 もちろん買えませんけど
■2020/10/22 京成金町線に6両編成
2020/10/14 批判しつつ、恩恵は賜る奴

デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿