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■2月29日
2020/02/29
基本、4年に1回しかない2月29日。
定番の話題として「2月29日生まれの人云々」というのがあります。

それに関して某ネットニュースを流し読みしていたところ、
珍しく(?)簡潔かつ秀逸な記事があったので、備忘録的に書いておきます。

・法律上は「誕生日の前日が過ぎた時点で」年齢が増すので、
2月29日生まれの人は、28日24時を迎えた瞬間に歳をひとつ取ることになる (これは私も知っている)

・あくまで前日が基準だから、誕生日が2月29日かどうか、閏年か否かは実はまったく関係ない (そういえばそうだな)

そして記事は、2月29日生まれの人が成人を迎えた際のことにも言及していて、

・2月28日24時になった時点で酒・タバコをやってよい (これは分かる)

・が、2月29日生まれの人が成人 (※1) する年は必ず (ごく稀に例外はある※2) 閏年だから、そもそも気にする必要がない (すげー!!)

(※1) 成人年齢を20歳としている国の場合

(※2) 100で割り切れて、400で割り切れない年は閏年ではないので、ときどき例外がある。
次の例外が現れるのは 2080年2月29日生まれが成人する2100年は閏年ではない (これは 1880⇒1900年以来のこと)

計算すれば、閏年に生まれた人が、成人する年も閏年であることは簡単に分かるのですが、
当事者でもない限りはなかなかそこまで頭が回りません。
少なくとも私は、そんな“法則”を今まで一度も考えたことがなく、目から鱗でした。

この記事を書いた人は、まさか2月29日生まれの当人か?

気を付けるべきはむしろ3月1日生まれの新成人。
2月28日24時を過ぎた瞬間に酒・タバコをやって良いときと、ダメなときがあるわけですね。
まぁ普通は「3月1日になった瞬間に」という風に考えるでしょうけど。

2月29日生まれの人は、子どもの頃はからかわれたりして、
ややもすると自分の誕生日を言うのが恥ずかしいとさえ思っていたかもしれません。

しかし大人になってからは、ひとつの武器ですよね。
それも、2月29日生まれ以外の人が、どう努力しても得られない強力な。

会話の間、あるいは初対面の人との入口で
「私、2月29日生まれなんです」
なんて言おうものなら、絶対に喰らいついてきますもの。

万が一にも、相手も2月29日生まれだった日には、意気投合間違いなし。

かなり以前に聞いた話では、戸籍上で2月29日生まれとなっている人の数は、
本来推計されるよりも少ないのだそうな。

その分、2月28日や3月1日生まれが多いのかまでは知りませんが、
やはりその辺はいろいろな空気が流れているのでしょう。

私の誕生年は平年ですが、年度で言うと閏年に当たります。
同級生に2月28日生まれのヤツがいますけど、本当は29日だったかもしれないと想像してみたり。

しかし3月1日生まれに対しては「本当は2月29日生まれなんじゃないか」なんて詮索はまずしませんから、
空気を読むなら3月1日にしておいた方がいいかもしれませんね。

とはいえ、堂々2月29日生まれの人は、そこそこ私の身近にもいます。
(単純計算では 1,461人に1人が該当するはずですから、それほど珍しくはないのかも)


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デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿