意外に早く復帰できた立役者は、実は鳩山大臣ではないかと思っています。大した事件ではないので、草なぎ擁護論がもともと多かったのも大きな要因でしょうが、草なぎに対して「最低の人間」発言をしたことで、世間の批判の矛先が草なぎから鳩山大臣へ一斉に向けられ、草なぎ擁護が加速。東京や大阪の知事までもが公に草なぎ擁護のコメントをするに至ったのは周知の通りです。
もっとも鳩山大臣も計算していたわけではなく、単なる短気な発言に過ぎなかったのでしょうが、結果として世論をうまくまとめた形になったのはお見事です。しかも自己を“犠牲”にして。
久々に「政治家らしい政治家」を見た気がしました。