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この間に583系の上り「はくつる」などが着発しているはずですが、全くの無視。これも時間帯が孤立しているということもありましたが、“583系を捨てる”なんて今の感覚からすれば、たいそう贅沢な話です。
朝になり、再び活動開始。今度は入場券ではなく、周遊券で改札を入りました。
■1990-7-29(日) 福島 [4:56-5:20] 1004列車 EF7114+ED78 特急「あけぼの4号」
■1990-7-29(日) 福島 [4:56-5:20] 1004列車 EF7114+ED78 特急「あけぼの4号」
■1990-7-29(日) 福島 [4:56-5:20] 1004列車 ED75701 特急「あけぼの4号」 (4番線)
私がいるホームの2番線側には、臨時急行「八甲田82号」も停車しているはず
「八甲田82号」は、当然というべきか車内はガラガラで、「これ回送じゃないよな?」と、ホームの案内表示を再確認してしまったほどです。宇都宮で家族連れが1組乗ってくるまでは、私の貸切状態 (いや、家族連れが乗ってきても大勢に変わりありませんでしたが)、編成を通じても5人乗っていたかどうか。
上野着は10:31ですから、途中で「北斗星」の2号・4号に抜かされたはずで、1時間目ダイヤによれば、新白河と栗橋どちらも運転停車で「北斗星」を待避しています。さすがに普通列車には抜かされていないようですが、かといってこちらが追い抜いた普通列車もありません。
まぁ、そんなことはどうでもいいんです。朝ラッシュ前後の東北本線を、貸切の客車急行に乗って上野へ向かう気分は、それはそれは格別のものでした。もし「今まで乗った中で、印象に残っている列車は?」と問われれば、間違いなくこの時の「八甲田82号」もその一つに挙がります。
今回の切符は「盛岡・陸中海岸 ミニ周遊券」を使用し、往きは定期急行の下り「八甲田」に乗っていきました。ワイド・ミニなどの均一周遊券は往復の経路上も含め、急行の普通車自由席に急行券無しで乗れることになっていますが、そもそもの急行が激減してしまい、ほとんど有名無実化してきていた頃の話です。
そんな中で、往き帰りのみならず、釜石線内では急行「陸中」にも乗るなど、ミニ周遊券の特長を活かせた良い経験だったと思います。均一周遊券で、急行の普通車自由席を主軸とした旅行プランを「かろうじて」であっても立てることができたのは、私の世代が最後ではないでしょうか。
以後、急行はさらに壊滅状態になり、一方で周遊券そのものも廃止 (1998年に「周遊きっぷ」に取って代わられましたが、それも2013年に廃止) されてしまいました。
2013.5.3 (終)
■1990-7-28(土) 陸中大橋 603D キハ110 急行「陸中3号」 / 9604列車 臨時急行「ロマン銀河鉄道SL'90」
急行が削減されていく中で、急行仕様のキハ110が登場したときは一筋の光を見た気もしましたが・・・
ちなみに当時の私はあまり気合が入っていなかったため、この年の釜石線はこの日1日だけの撮影でした。
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デゴイチよく走る!
掲 草 予 時 写 昔 DB 鹿 宿