私のイメージでは、大船はさほど遠いとは思っていないのですが、現実には金町から都内を斜めに通り抜ける形になるため、そこそこの距離と時間がかかります。ゆえに大船近辺での撮影経験は少なく、“アウェー感”は否めません。
今回、輸送される車輌は、東急車輌(逗子)から搬出される南海2000系、そして日本車輌(豊川)から千葉(タ)へ送られる新京成8800系です。
新京成8800系は、新鶴見から武蔵野線をぐるっと回って夜間に新金線を通過しますが、私は夜勤のため残念ながらそこまでは撮影していません。
■鉄道ダイヤ情報 1990年6月号「甲種鉄道車両 輸送計画表」より (クリックで拡大)
■1990-6-11(月) 本郷台 機関車付け替え作業 甲種輸送[甲65] DE112001 (南海2000系x8)
■1990-6-11(月) 本郷台 甲種輸送[甲65] (南海2000系x8)
■1990-6-11(月) 茅ヶ崎 9595列車 [15:34着] 甲種輸送[甲65] DE112001 (南海2000系x8)
ダイヤを見る限り、ここ茅ヶ崎で、新京成8800系と顔を合わせたはずです。
デジカメであれば、撮るだけ撮っておいて無用なカットは捨てればよく、しかも金銭的な負担も発生しませんが、フィルムカメラではそうはいきません。
フィルム代+現像代を1駒あたりにすると、シャッターを1回切るごとにネガカラーで30円、リバーサルで50円相当が消費されていく計算です。
そんな時代ですから、言葉足らずならぬ「写真足らず」な点は、どうか差し引いてみてやって下さい。いくらなんでも、もう少しシャッターを切っておけよ──何よりも誰よりも、私自身が痛感しています。
1.2.3
デゴイチよく走る!
掲 草 予 時 写 昔 DB 鹿 宿