■1989-10-9(月) 新松戸 試9443列車 (上野14:21→水戸17:09) EF8189 マヤ検
■鉄道ダイヤ情報1989年10月号「DJレイルカレンダー」より
■鉄道ダイヤ情報1989年8月号「DJレイルカレンダー」より
1989年10月9日(月)、学校帰りに撮影した、常磐線を走る高速軌道検測車マヤ34、通称“マヤ検”です。
鉄道ダイヤ情報1989年10月号によると、マヤ検は松戸〜取手間に1時間もかかっていて (電車なら通常20分程度)、どこかでバカ停が入るはず。
配線的にバカ停できる駅は馬橋、北柏、我孫子のいずれかに絞られ、このうち成田線が競合する我孫子は、この時間帯にバカ停は無いだろうなどと消去法で考えるうち、待てよ、このスジは見たことがある!
そう、1989年7月26日と同じです。写真も同じく北松戸と新松戸で撮っています。が・・・、お?学校帰りに間に合うのか?
それでも北松戸で撮っているということは・・・快速線のダイヤは覚えていませんが、おそらく絶妙のタイミングに快速(または中電)があったのでしょう。北千住から松戸まで快速(同)に乗ってワープする間に、北千住14:25発の緩行を僅かに追い抜き、松戸でその緩行に飛び乗ったものと思われます。
北千住〜松戸間の、快速線と緩行線の所要時間差は4分程度。ですが、4分って結構大きいものですね。
1分2分の時間の隙を突き、乗換階段の位置なども勘案した作戦をあらかじめ練っておかないと、こういう芸当はなかなか出来ません。学生時分の私は勉強もしないで、こうした西村京太郎ばりのトリック破りに勤しんでいました。
2013.7.31 (終)