このページは携帯用に最適化されています。
パソコン用のページはこちら
ユーロ 段落とし


■1988-7-28(木) 浜松町 9112列車 [東京10:30着] EF65105 + ユーロライナー

1988年7月28日(木)、名古屋車両区の12系欧風客車「ユーロライナー」が東京にやってきました。

ユーロライナーが上京すること自体はしばしばありましたが、今回は、というか今回からは、ある事情が加わったが故に“鉄”が大集結、パニックさながらの状態と相成りました。


「事情」というのは、この年の春より東北新幹線工事のため東京駅がやや縮小され、12番線と、機回し専用の11番線が廃止。東海道線は2面4線ですべての列車を捌かなくてはならなくなったのです。

ブルトレはどうしたのかというと、複々線で線路容量に余裕がある上野〜尾久間のような推進回送というわけには行かず、営業列車と回送列車の機関車を1本ずらす「段落とし運用」が組まれることになりました。

そこへ客車の臨時列車が割り込むとどうなるか。・・・そう、臨時列車の牽引機も一連の「段落とし運用」を担うことになるわけです。

具体的には、今回「はやぶさ」のあとに東海道を上ってきて東京駅に着いた「ユーロライナー」の客車は、品川への戻し回送を「はやぶさ」運用のEF66が担当することになります。

そして「ユーロライナー」を牽引してきたEF65105は、そのあとの「みずほ」の戻し回送を担当するわけです。これが本命。


田町などパニックなのは分かり切っていますから、お隣の浜松町で何とかGETしました。


■1988-7-28(木) 浜松町 回9112列車 EF6645 + ユーロライナー


■1988-7-28(木) 浜松町 回6列車 EF65105


■1988-7-28(木) 品川-大井町 9038M (伊豆急下田9:20→東京12:17) 臨時特急「リゾート踊り子」 リゾート21


■1988-7-28(木) 品川-大井町 303M (東京13:22→静岡16:09) 急行「東海3号」 165系x11


■1988-7-28(木) 品川-大井町 9039M (東京13:32→伊豆急下田16:32) 臨時特急「リゾート踊り子」 リゾート21


■1988-7-28(木) 品川 EF6019 + アメリカントレイン


■1988-7-28(木) 品川-大井町 9115列車 [東京16:20発] EF65105 + ユーロライナー


■1988-7-28(木) 品川-大井町 1列車 (東京16:40→長崎10:44/佐世保10:28) 特急「さくら」 EF6642


■1988-7-28(木) 品川-大井町 3列車 (東京17:05→西鹿児島13:34) 特急「はやぶさ」 EF6640


鉄道ダイヤ情報1988年8月号「ジョイフルトレイン運転予定表」より

今回のユーロライナーは日帰り運用で、復路は通称“職通”にて撮影。

“職通”とは“職員通路”の略で、現代こんな場所でカメラを構えた日には一発アウトでしょうから、これ以上のことは書きませんが、当時は「絶対の安全をもって撮影する」という大前提のもと、黙認されていたものでした。

「リゾート踊り子」を往復とも職通で撮影しているものの、雨が一向に止まないため一旦退却して品川で時間を潰したようです。

再び出直してユーロライナー、そして「さくら」「はやぶさ」まで撮影して打ち止めにしました。

2014.4.26 (終)


デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿