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田端運転所100周年

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■1986-8-24(日) 田端運転所 EF8181、EF5861

1986年8月24日(日)、田端運転所100周年記念の一般公開です。

国鉄最後の年 (年度) である1986年 (昭和61年) は、機関区などの公開行事が以前にも増して多かったように思います。

こうした会場では、ただ車輌を展示するだけでなく、オレンジカードや小物・大物の販売も積極的に行われており、民営化に向けて赤字体質から脱却しようとする意識改革が強く感じられました。まさに今日のJRで見られる多角事業の始まり、と言えるかも知れません。


今回の特筆すべきは、田端運転所の敷地はもちろん、第二会場として東大宮操でも車輌の展示が行われたことです。

もっとも、廃車・余剰車のかき集めという感が無きにしも非ずでしたが、ED16などという骨董品も登場。

東大宮操へは、田端操から専用のアクセス列車 (EF5889牽引) で往復するツアー形式となっており、事前に往復ハガキで申し込みをしておく必要がありました。

そつなく私も申し込みをしておきましたが・・・

■1986-8-24(日) 田端運転所 EF65501


■1986-8-24(日) 田端運転所 DE1090


■1986-8-24(日) 田端運転所 EF8181

■1986-8-24(日) 田端運転所 EF5861


■1986-8-24(日) 田端運転所 ED75121  交流機のパンタが上がっているのが不思議ですが、「切」なので架線は無加圧状態


■1986-8-24(日) 田端運転所 ED75121、EF8181、EF5861


■1986-8-24(日) 東大宮操 EF5889東大宮操へのアクセス列車には、知人の分も合わせて計2名で申し込みをしていました。ところが急遽もう1人が参戦することに。

参加費は当日払いのため、「立席でもいいから」と申し出れば何とかなるかと考えていたら、色々とチェックが甘く、お金さえ払えばOKな感じでした。(結局、申し出や交渉は一切なしに、3名で参加)

せっかくの事前申し込みが用を成していない状態でしたが、おそらく申し込みが少なかったのでしょう。12系6輌編成の列車は、実際かなりの空席がありました。乗車率で言うと30%くらい、“全車自由席”なのに、丸ごと空いているボックスがたくさん。

ちなみに参加費は、単純に田端〜東大宮間の往復運賃 (860円だったか) のみという良心設定でした。ただ、受付で渡された地図式の補充券 (パンチ穴を開けるタイプ) を、帰りの車内でしっかり回収されてしまったのが残念。そのまま貰えると思ったのに・・・


ともあれ、大宮〜東大宮操の回送線に乗れたり、田端操や東大宮操で列車に乗り降りするという貴重な経験をできました。

乗り降りする場所にはホームなどありませんので、ステップ・・・というか単なる踏み台が準備。

また、東大宮操では「洗車線を通るので、窓から顔や手を出さないよう」注意があり、本当に洗車ブラシの間をくぐり抜けていきました。考えることは皆同じで「水、出して!」なんて声があちこちから。

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デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿