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鶴見線 クモハ12


■1986-8-2(土) 1363デ クモハ12052 武蔵白石  大川行が下りホームに到着。このあと一旦後退して大川行4番ホームに転線します

1986年8月2日(土)、新鶴見機関区からの帰り、鶴見線に寄ってみました。

新鶴見から鹿島田まで歩いて、矢向〜南武支線経由、浜川崎から鶴見へと抜けた記憶があります。私にとって鶴見線に乗るのも初めてなら、クモハ12を見るのも初めてです。

そもそも私の世代では、チョコレート色の旧型国電は既の所それこそ2〜3年の差で淘汰されていて、ジェネレーション・ニアミスと言ったところ。

少し郊外に行けばまだ走っていたようですが、私が生まれ育った東京区部では、101系や103系化が軒並み完了していました。だいたい、1輌ポッキリで走る電車なんて都電くらいしか見たことないのだが・・・

「本当にこんな電車が走っているんだ」

武蔵白石で見送った大川行が、鶴見行として戻ってきたところを、すかさず乗り込みます。


■1986-8-2(土) 1363デ クモハ12052 武蔵白石

■1986-8-2(土) 1363デ クモハ12052 武蔵白石  大川行4番ホーム


■1986-8-2(土) 1363デ クモハ12052 武蔵白石

■1986-8-2(土) 大川行 発車時刻表 武蔵白石


■1986-8-2(土) 鶴見方面 発車時刻表 武蔵白石

■1986-8-2(土) 扇町・大川方面 発車時刻表 武蔵白石


■1986-8-2(土) 運賃表 武蔵白石


■1986-8-2(土) 1463デ (鶴見14:20→海芝浦14:31) クモハ12052 鶴見


■1986-8-2(土) 1463デ クモハ12052 鶴見子供の頃に読んだコロタン文庫やケイブンシャの本では、クモハ12は武蔵白石〜大川間をひたすら往復するだけの電車だと紹介されていました。

ところが、この年 (1986年) 3月から経費削減(?)のため、日中は鶴見や海芝浦にもクモハ12の単行運転が行われるようになっており、それゆえ私も、この日めでたく武蔵白石→鶴見間でクモハ12に乗ったわけです。


クモハ12はもともと片運転台の車輌を両運転台に改造したもので、元からある運転台側は非貫通、増設した側は貫通型という、前後で顔つきが異なる構造です。

鶴見線には当時、052と053の2輌が在籍していましたが、面白いのは、運転台の貫通/非貫通の向きが両者で異なっていたこと。

052は鶴見側が非貫通なのに対し、053はその逆で大川側が非貫通となっていました。

ですので正面勝ちに撮った写真などで車番が読めなくても、どっち方面行きを撮ったのかで052か053かが判別できるわけです。

ちなみにJRになってから、クモハ12重連のイベント運転が行われた際に、非貫通側同士を連結していて「JRもユーモアがあるじゃん」と思ったものでした。



鉄道ダイヤ情報1986年春号「61.3ダイヤ改正 ピックアップ〜鶴見線 クモハ12で減量ダイヤを実施」より(クリックで拡大)


■1986-8-2(土) 品川


■1986-8-2(土) DE112003 品川


■1986-8-2(土) DE112003 品川2014.9.15 (終)


デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿