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東急線を走ったリゾート21 (3)
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■1986-6-22(日) 祐天寺 8090系 (8094先頭) 下り急行


■1986-6-22(日) 祐天寺 9000系 (9101先頭) 下り各停

渋谷駅まで行って見物したあと、再び祐天寺に戻ってきてスタンバイ。
「桜木町行」が懐かしい。


リゾート21といえば、こんなテレビドラマを見たことがありました。

おそらく殺人事件の容疑者が「私はその時刻に、どこそこに居た。そこで赤い電車(リゾート21)が通るのを見た」とアリバイを主張します。

ドラマはそのまま、終盤まで  適当に尺を稼いで  もつれていくのですが、最後になって、鉄道に詳しい少年(容疑者か何かの息子という設定だったと思われる)が口を開き、「その場所から見るリゾート21は赤色ではなく、青色のはずだ」と指摘し、アリバイの嘘が見破られるというストーリーです。

ドラマとしてはオーソドックスな展開ですが、リゾート21の側面の塗色が、山側と海側で異なることをネタにした脚本家は、もしや鉄なのかと疑いました。


■1986-6-22(日) 祐天寺 リゾート21「田園都市線開通20周年記念号」下り


■1986-6-22(日) 祐天寺 リゾート21「田園都市線開通20周年記念号」下り後追い


■1986-6-22(日) 二子玉川園 帝都高速度交通営団8000系の並び (8106 8108)


■1986-6-22(日) 二子玉川園 帝都高速度交通営団8000系 (8108) 半蔵門行
当時の半蔵門線は、渋谷〜半蔵門間しか開業していませんでした。


■1986-6-22(日) 自由が丘(対向する大井町線上り電車の車内から) リゾート21「田園都市線開通20周年記念号」下り

上の写真は「田園都市線開通20周年記念号」のラストショット。
撮影地点は、九品仏〜上野毛あたりのどこかと思ったのですが、YouTubeに数々上げられている「前面展望動画」の力をお借りしたところ、自由が丘(大井町線)と特定できました。しかし。

当時の私であれば「対向列車からの計画的な狙い撃ち」も充分やりかねませんが、それにしては状況的に違和感を感じます。なぜに自由が丘なのか?

私はこのあと、東横線〜中目黒〜日比谷線経由で帰宅したはずですが、この写真が示す限り、少なくとも自由が丘から大井町線方向の次の駅(緑が丘)までこの電車に乗って行かざるを得ず、そこで反対方向の電車に乗り移って自由が丘に戻り、東横線に乗り換えたことになります。(蛇足ですが、当時は“目黒線”も南北線もありませんので)

そんな面倒をやるよりは、もう1〜2本あとの大井町線上り電車でカブリつきをして、尾山台や等々力あたりですれ違いざまのリゾート21を捉えた方がロケーション的にもベターですし、撮影後そのまま自由が丘で東横線に乗り換えて帰れます。それなのに・・・

つまるところ、推理はこうだ。
もともとは、対向列車々内から撮るつもりはなく、相対式ホームの自由が丘で駅撮りしようと、大井町線の上りホーム先端で待ち構えていたのでしょう。撮影後はすぐ、東横線〜日比谷線で帰宅の途につけます。横着な私がいかにも好みそうな段取りです。

ところが、お目当てのリゾート21(下り)が来る段になって、大井町線の上り電車もやって来てしまい、これにカブられる公算が大きくなった。三脚など持っておらず身軽だった私は、咄嗟にその上り電車に乗り込んで、運転室越しにシャッターを切ったのだ。

どうだ> 当時の自分

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デゴイチよく走る!
DB 鹿 宿