■1982-10-23(土) 上野[16] 1045M (上野13:30→秋田21:22) 485系 特急「つばさ5号」
今改正で「つばさ」は大部分が福島発着になるものの、上野発着も一部残ります
■1982-10-23(土) 上野[17] 485系1500番代 「やまびこ」マーク
マークチェンジ中の撮影です。「やまびこ」は1982年6月23日の東北新幹線先行開業時に一足早く廃止されたため、この時点ではすでに存在しない列車でした。
この写真は列車の特定が難しかったのですが、お隣18番線の453/455系をヒントにすると、1008M「ひばり8号」から1015M「ひばり15号」への折り返しのようです。
[17] 1008M (仙台8:58→上野13:16) 485系1500番代 特急「ひばり8号」
[17] 1015M (上野14:00→仙台18:15) 485系1500番代 特急「ひばり15号」
[18] 1116M (福島8:48/会津若松8:30→上野13:07) 453/455系 急行「あづま2号/ばんだい2号」
[18] 6105M (上野13:36→仙台18:56) 453/455系 急行「まつしま5号」
1982年10月23日(土)、今月はこれが最後の撮影です。日曜でなく土曜午後に出撃しているのは何故かな? ちょっと理由が分かりません。
上野駅でのお楽しみの一つに、特急が折り返す際のマークチェンジがありました。
前面幕 (トレインマーク) と側面幕は連動しているため、同じ列車名で折り返す場合でも前面幕が動くことがあります。たとえば「つばさ」では側面幕に上野行、秋田行、青森行などがあるわけですが、これと同じ数だけ前面幕に「つばさ」マークが収録されています。
異なる列車名で折り返す場合はもちろん、そうでなくても、故障なのかサービスなのか、必要以上に幕が回ることがよくありました。
とうに廃止された列車や、上野には顔を出さないはずの「白鳥」「たざわ」「むつ」なども出てきて面白かったですね。
凡例… [カギカッコ数字]は上野駅の番線を表します
■1982-10-23(土) 上野 当時の普通の光景ですが、今ではあり得ないですね。時計の針は14時半過ぎ
左から
[6] 到着後、引き上げ待ちの306M (長野10:37→上野14:23) 169系 急行「信州6号」
[7] 2019M (上野14:49→新潟19:00) 183系 特急「とき19号」
[8] 3015M (上野14:46→金沢21:38 #長野経由) 489系 特急「白山5号」
■1982-10-23(土) 上野[5] 2045M (上野15:19→秋田23:03 #上越線・水原経由) 485系 特急「いなほ5号」
今改正で「いなほ」はすべて新潟発着となり、上野からは姿を消します。そういう意味では「秋田行」より「上野行」の幕を撮っておけと言いたいですが、まぁそこまで頭が回りませんな。「上越・羽越線経由」と入っているだけでも貴重か
■1982-10-23(土) 上野[14] 1033M (上野15:33→山形20:16) 485系 特急「やまばと3号」 トレインマーク
本数は減りますが、改正後も「やまばと」は残ります
■1982-10-23(土) 上野[8] 2021M (上野15:49→新潟20:00) 181系 特急「とき21号」
古豪181系「とき」は3往復 (ただし末期の2か月は2往復に減っていたようです) あり、3編成使用でそれぞれ新潟から上野へ1往復するだけの「いたわり運用」となっていました
■1982-10-23(土) 上野 お座敷列車 (詳細不明) このテールマークはオク座かな?
■1982-10-23(土) 上野[8] 181系 特急「とき」
たぶん、2つ上の「とき21号」だと思いますが、もしかしたらその次の折り返し列車かも。181系は立て続けに続行運転でした
写真に写っている列車の特定には、1981年4月号の交通公社(JTB)時刻表を使用しています。
「1年以上前の時刻表じゃダメじゃん」と思うかもしれませんが、当時はダイヤ改正など3年に一度くらいだったため、充分使えるんですね。
ただ、1982年6月23日の東北新幹線先行開業で若干、在来線特急が整理された分やリレー号が反映されていないので、そこは注意が必要です。
「白山」「やまばと」など運転本数の少ない列車からアタリを付けていくのがコツ。
2022.5.21 (終)