しかし私が新橋駅に着いたのは7時過ぎ(毎度のことで段取りがわるいなぁ、とほほ)
とっくに汽笛を鳴らすイベントは終了したのかなと思ったのですが・・・
なんと、ホームに着いて駅前広場を見下ろしたらちょうどセレモニーが開始されたばかりのようです
どうやら、会場ではワインを配って、乾杯の合図とともに汽笛が鳴るようなふんいんきこれはこのままホームから高見の見物というのが良さそうです
司会者の方の乾杯という合図のともに
「ぽ〜っ」「ぽ〜〜っ」という汽笛の音・・・。
スポットライトも発光してまるでライブコンサートのよう。
汽笛の音はいつも聴いているD51やC57の様な迫力はさすがにないけど駅前ビルに反響&ホームでも響いてなかなかいい感じ。
雑踏の中での汽笛、、、なんだか涙がでてきそうだった。
せっかくなので近くに行きたくなって駅前広場に行きました。
ホームから見ても派手だなぁと思ったのですが近くに行ったらもっと派手(^_^;)。ま、でもこのリボンは嫌いじゃないです。
日本の各地にある野ざらしでボロボロになっちゃっている蒸気機関車のことを思うとこれも一つの在り方なのかも。
本当はまたレールの上を走りたいなぁなんて思っているのだろうけど。
駅前広場では
シャンパンをかわいいサンタガールさん達がサービスしていました。
これは無料&お気持ちで募金、、、ってかんじなのです。
さすが新橋、会社帰りのおじさま方がにこにこと募金にも参加されてました。
素敵なハーモニーが駅前広場に響きますお勤め帰りのOLさんもちょっと足を留めて
どのサンタさんもホントに笑顔がかわいいです。
私もつい募金をしてワインをいただきました。美味しかったです
機関車の回りをぐるっとながめて見るとなにやら作業をされている方がいらっしゃいました。
その方に、また汽笛は鳴らすのですか?と尋ねたところもう一度8時に鳴らす予定とのこと
「さっき上のホームから聴いていたのだけどいい音だったですね」と話したら
「録音テープじゃないよぉ〜、ちゃんと機関車が鳴っているんだからネ!」
「ずっと夏の頃から少しずつ鳴るようにいろいろ大変だったけどひとつひとつとっくりのようなところを調整したんだよぉ〜」とにこにこ。
とりあえず今回終了後汽笛は取り外して、
また来年のクリスマスには鳴らす予定があるそうです。
それまで予定が無いのは残念だなぁ・・・。
大晦日にでも「108の汽笛」とかやってくれたらいいのになぁ・・・。
それじゃ、またねC11292・・・。© け
C11292全長12,650 m 動輪直径1,520 m 巾2,936 m 最高速度85 km/h 高さ3,940 m 石炭積載量3t重さ66,050 kg 水積載量8t
このC11 292号は、昭和20年2月11日、日本車輌株式会社で誕生しました。
3年余りの戦争で物資も無くなりつつあった頃で、蒸気溜・砂溜がかくばっています。
いわゆる戦時型ですが、誕生後すぐ山陽本線の姫路機関区に配属になり、
中国地方のローカル線、播但線や姫新線などを走り回っていました。
走行距離は108万3975kmで、最初から最後まで一つの機関区にいたのは珍しいことです。
昭和47年、鉄道100年を記念して国鉄(現・JR)の協力を得て、新橋駅前に設置されました。
昭和47年10月14日 鉄道100年記念 <港 区>